【完全保存版】家を建てる前に要チェック！理想の家を手に入れる方法
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いよいよ念願のマイホームを手に入れようと思う時、まず必要な予算についての理解を深め、家が完成するまでの流れを把握しておく必要があります。
周囲でマイホームを購入、建築した人がいると、話を聞いてなんとなくわかったような気がしてしまいますが、意外とやらなければならないことが多く、思わぬところでお金が必要になることもあるのです。
ここでは、家を建てるまでの流れや、必要となる資金、予算の組み方についてご紹介しています。
家を建てる際の全体の流れについて
「家を建てよう」と思ったら、まずなぜ家を建てたいかということについて考えてみます。自家用車の購入についでも同様ですが、購入を決めたら何のために使うかを考えますよね。街乗りであれば軽自動車で十分ですし、家族全員でキャンプに出かけたいということであれば大きな車を選ぶのではないでしょうか。
住宅建築においても、建てたい理由を考えて、目的に応じた住宅をイメージするところから始めましょう。建てたい住宅のイメージが湧いたら、土地を探すのと並行して工務店を決めます。土地の購入については不動産会社に相談すれば、条件に合った土地を探してもらえますし、もちろん自分で情報収集してもOKです。
工務店が決まったら、建てたい住宅のイメージを伝えると、その住宅を建てるために必要な費用や、外構工事費用、家電や家具を購入する際の予算、ローン金額や手続きに必要な諸経費などをすべてまとめた「資金計画書」を作成してくれます。ここで、家を建てることについてかなり現実感を得られるでしょう。
必要な費用がまとまったら、設計士がヒアリングをしながら予算に合わせた住宅建築に向けて設計に入ります。ここで、間取りはもちろん浴室の設備やキッチンなど、設置する設備も決めていきます。
住宅の打ち合わせが終わったら、いよいよ着工に入り、完成したら引き渡し、という流れです。着工に入ればあとは比較的あっという間に引き渡しまで進んでいきます。
予算を決めよう
予算は月々の返済金額で検討する
多くの人が、年収から土地を含めた住宅建築費用を考えると思いますが、予算組みは年収よりも月収から月々の返済金額を考慮して決めるとスムーズです。住宅を購入すると、賃貸住宅では必要なかった固定資産税や維持費がかかりますので、それらを加味してゆとりを持って予算を組んでください。
予算組は堅実に、「これから頑張る」はNG
理想の住宅を建てる上で、あと少し予算が足りないとき、「ボーナスで返済すればいい」「妻がパートに出て不足分を補えば…」など、いま現実に行われていないことで強気な予算を組むのはおすすめできません。今ある状態でゆとりを持って返済できる金額を考えて予算を組みましょう。
年収400万円、月の返済額が7万円の場合
住宅購入におけるローンの返済金額については、多くの金融機関で借入金額と返済金額のシミュレーションサービスを提供していますので、ぜひ積極的に利用してみましょう。
あるシミュレーションサイトでは、例えば年収400万円で月々の返済が7万円ほどで考えている場合、2,430万円の借り入れが可能だという結果が出ています。
自分の年収や希望返済金額に応じてシミュレーションできますので、とても参考になりますよ。
必要な費用について
頭金
住宅を購入する上で、頭金があると住宅ローンの金利優遇を受けることができるなどのメリットがあります。頭金がないと家が建てられないわけではありませんが、できるだけ用意しておきましょう。
いろいろな見解があるようですが、頭金は住宅金額の2割、さらに諸費用として1割分用意しておくのが望ましといわれています。
土地購入費用
その名の通り、土地を購入する費用です。建売の場合は土地と建物価格がセットになっていますが、注文住宅は別々に購入するため、費用が高くなる可能性が高いのでゆとりある予算組みが大切ですね。
住宅建築費用
住宅を建てるための費用です。
建築費用のほかに、水道工事や電気工事なども含まれます。これらの内訳は工務店によって考え方が異なりますので、後に追加費用がかからないようきちんと確認しておきましょう。
諸経費
諸経費は、媒介手数料や所有権移転登記費用、印紙代、融資手数料など、住宅購入の手続きにおいて必要となる費用です。例えば土地購入であれば、土地価格の5％前後が諸経費として必要になるといわれています。
住宅購入後にかかる費用について
住宅購入後は、転居に伴い必要となる家具や家電の購入費、引っ越し代、火災保険などの保険料、不動産取得税などがかかってきます。費用がかかるのは入居までというわけではありませんのでご注意くださいね。
まとめ
住宅建築までの流れはもちろん、費用についても思いの外多くかかると思われた方も多いのではないでしょうか？そのとおり、土地を購入まではもちろん、住宅完成後もさまざまな費用がかかりますので、予算は十分ゆとりを持って確保する必要があります。ぜひこちらの情報を参考に、堅実は予算シミュレーションをしてみてくださいね。
