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ふじみ野店 営業係長　宅地建物取引士 溝口　太

評判だった、マイタウンの家づくりに憧れて

　不動産業界に関わってから25年以上が経過します。不動産業はお客様の人生を左右する大きな仕事でやりがいがあります。だから決して楽な仕事ではありませんが、住まいが決まった時のご家族の笑顔が見れることが嬉しくて続けられていますね。マイタウンに入社したきっかけは、同じ地域で不動産営業をしている時に、多くのお客さんがマイタウンの家も見ていて、建物がよく、フリープランで建築できる、という声をよく聞いていたのが始まりです。転職しようとしたとき、同じ地域のいろいろな会社の営業担当と仲良くなっていたので、直接、各社の話を聞きました。その時にマイタウンの営業担当は誰に会っても明るいのが印象的で、お客様からも、地域の営業担当からも悪い評判を聞いたことがないのがマイタウンに入社した決め手でした。

この仕事の醍醐味は家を引き渡した後のお付き合い

　自由設計で家を建てたいと考えていたご家族を担当したことがあります。
ご家族には立地もプランも気に入っていただけました。さあ、次の段階へ、と思った矢先、大きな問題があることがわかったのです。当時住んでいらっしゃったマンションは相場が高い時に購入されていたもので、ローンのご返済は進んでいたものの、ご自宅を売却しても住宅ローンが残ってしまう見込みだったのです。実は私に相談に来る前に３社で話を進めていたそうなのですが、どの会社もこの問題に直面し、契約を断念。ご家族は「やっぱり私たちには新しい家は無理なのでしょうか・・・」と諦めかけていました。
　ご家族の様子を拝見して、こんなときこそ私が頑張らなければいけないと奮起。銀行を複数尋ねるのと並行して、ご自宅マンションを購入して下さるお客様を探しました。その結果、なんとか協力してくれる銀行を見つけ、ご自宅も売却しローンを返済して新居をお渡しすることができました。その時にご家族から「溝口さんに会えたことで家が買えました。」と言っていただけたのがとても嬉しかったですね。そして今でもお付き合いが続けているのがこの仕事の醍醐味だと感じています。

　

会社の担当、ではなく個人的な付き合いを目指しています

　お客様にとって、家は営業担当から買っていると言っても過言ではないと考えています。そのため、できるだけ個人的なつながりを持っていただけるよう、携帯電話の番号をお伝えしています。何か疑問に思ったら、すぐに電話して解消してもらいたいですし、問題があったら気軽に相談してほしいですからね。
こうしてこれまでに登録したお客様の電話番号は数百件にも及び、ご契約したお客様の連絡先ももちろんずっと残っています。
引渡しが終わってからも、連絡をいただきます。家の使い方や疑問などは実際に住んで初めて出てくるものですからね。連絡はもちろん、携帯電話に。
お客様は家を購入した会社の担当者に連絡しているのではなく「溝口」に電話をしているという感覚になっていただいているようです。
先日も前の職場時代のお客様よりご相談を頂きました。16年ぶりでしたが、声を聞くだけでお客様のお顔、お名前も思い出しますね。
職場が変わってもそうして関係が続いていられるのは非常にありがたいことだと感じています。

 

将来設計から優先順位をつけてほしい

　不動産には工夫すれば解決できる部分と工夫しても解決しづらい部分があります。これまでに何件か購入してから５年以内の買替希望のお客様にお会いしてきました。理由は様々ですが、お子様が生まれ手狭になったとのお話が多いです。当初は利便性を重視し駅からの距離が近い６０㎡前後の住まいを購入して、お部屋の数が足りなくなったとの事です。お買替えになりますとお引越しも二度手間になってしまいますし、お子様の環境も変わります。また家計の負担も相当なものになります。そのため、初めて購入するタイミングから将来のライフスタイルをしっかり考えて希望の住まいを選ぶことをおすすめします。駅から距離があるご自宅でも自転車やバスなどを利用して工夫すれば、大抵のことは解決できます。しかし、広さや間取りはなかなか工夫しづらい部分。生活のベースとなる住まいは、ご家族が安心して過ごせる環境が大切です。将来設計からお住まい探しをしてただきたいと考えています。

 

 

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