新卒で現場監督に。1年で現場を持てる教育環境とやりがい
人
株式会社マイタウン 工事部 上席主任 佐野祐介(教育係)
株式会社マイタウン 工事部 平山美音 2024年新卒入社
聞き手 インタビュアー 星野直子
男性ばかりの職場に新卒の女性。本当に大丈夫?
(星野)
まずは現場監督のお仕事の内容を教えていただけますか?
(佐野)
簡単に言うと、図面通り、期日通りに建物を完成させる仕事です。
そのために職人を手配したり、工事後に間違っていないか確認する。
そういう仕事ですね。
(星野)
女性の現場監督は珍しいですよね。
お互いの第一印象を教えていただけますか?
(平山)
さわやかなお兄さんだと思いました。
1年経った今はさわやかとはまた違って…(笑)
(佐野)
さわやかじゃなくなったの?!(笑)
(気を取り直して…)
平山さんは現場監督をやりたくて入社したと聞いて、どんな子なんだろうと思っていたんです。
ただ、会ってみたらあまりにも普通で。
この子が本当に現場監督やりたいって来たのかな?
正直、難しいんじゃないかと思いましたね。
建築現場は男性が圧倒的に多くて職人気質の部分の方もいるので、辛くて続かないと思っていましたが、1年経って意外にも大丈夫でした。
厳しい職人さんがいる中でもうまくコミュニケーションを取って仕事を進めていて、この調子なら続けていけるだろうと思っています。
教育は体験から。現場だからこそ教えられること

(星野)
教育はどのように進めていったのでしょうか。
(佐野)
まずは先輩の仕事について来てもらい、どんな仕事をしているのか見せるところから始めました。
現場によって進行の状況が異なるため、向かう現場ごとに「この現場では、今はこういう理由でこういう方がこういう仕事をしている」と伝えていきました。
断片的だったので理解をするのは、大変だったと思います。
もちろん、折を見て工事の流れを説明していましたが、どうしても言葉だけになってしまうため実感を得づらい部分はあったと思います。
現場監督の大事な仕事として「工程表の作成」というものがあります。
工程表とは、建築の開始から完了までの各作業順序、期間、担当者を一目で把握できるよう視覚化したものです。
たくさんの現場を経験してもらったので、全体を把握してもらうため12月から工程表の作成もスタートしてもらっています。

(平山)
現場ごとに状況がことなるので、その時どんな段階で次に何をするのかわからないことが多かったですね。
工程表を作るには、どんな順番で工程を組んだらいいのか、建築の流れをわかっている必要があります。
「これの次、これで良いんですよね?」と相談させてもらいつつ作りました。
最近、ゼロから建築する現場に携わらせていただいたので、全体の流れがやっとわかってきたところです。
1年で自分の現場を持てた喜び。先輩、職人の方々から大きな学び

(星野)
全体の流れもわかり、これからお仕事が楽しくなってきますね。
(佐野)
1年が経って、形式的には私が担当する現場を、実質的に平山さんに担当してもらっています。
完全な独り立ちではないですが、サポートしながら実践をスタートしたところですね。
(平山)
現場を担当させてもらえるのは嬉しいですね。
とはいってもわからないことだらけなので、教わりながら仕事を進めていっています。
わからないことを聞くと0から100まで教えてくださいますし、「なんでこうなるかわかる?」と疑問を投げかけてくださいます。
丁寧に順序立てて教えていただけるのでとても勉強になります。

学生時代は自分より年上の方と話す機会がほとんどなかったので、仕事で職人さんなど年上の方々と話すことも楽しいですね。
(佐野)
新卒で現場監督は相当大変だと思いますが、平山さんはへこたれないですね。
本当に心が強いなと思います。
(星野)
お二人のお話を聞いていると、お互いに信頼されているのがわかりますね。
一方で、お互いにここは直してほしいと思うところはありますか?
(佐野)
私としては、ダジャレですかね。
堂々と言うんですよ(笑)
「それ、上司に向かって言っていいと思ってる?!」って叱るんですけどね。
自分が1年目の時に上司にダジャレが言えたかなと考えると…やっぱり平山さんは只者(ただもの)じゃない(笑)

(平山)
ダジャレがおりてくるんですよね。
例えば、谷田(やた)という現場で嬉しいことがあって。
谷田だから「やったー!」って、すごくしょうもないんですけど、自分的にはおもしろくて!でも言ってみたら…叱られました(笑)
「平山の現場なら頑張るか!」と思われる現場監督になってほしい

(星野)
肝が据わってらっしゃるというか(笑)大物になりそうですね。
平山様にはこれからどんな現場監督になっていってほしいですか?
(佐野)
現場の空気を良くできる監督になってほしい思いますね。
現場では空気が良いとき、悪いときというのがどうしても出てきます。
監督がどんな仕事をしてどんな風に振る舞うかが、現場の空気に影響するんですね。
職人の方々は監督を選べません。
だからこそ「あ、今度は平山の現場か、よし、じゃあ頑張るか!」って思ってもらえるような監督を目指してほしいです。
自分もそうなりたいと思っているくらいなので、お互いに高め合っていけたらいいですね。
平山さんは現場の空気を良くできる素養を持っているので、期待しています!
(平山)
そうなれるよう頑張ります!
(佐野)
自分が担当した現場が完成して、それを見たお客様に喜んでいただいたり、感想いただけたりすると、現場監督のやりがいを感じることができます。
独り立ちをして、ぜひそのやりがいも実感してもらいたいですね。
