先輩はもちろん、チーム全員が助けてくれるマイタウンの魅力
人
株式会社マイタウン 設計部 副主任 下見勇駿(教育係)
株式会社マイタウン 設計部 守海空 2024年新卒入社
聞き手 インタビュアー 星野直子
たくさんの図面に触れインプットを増やすことがスタート
(星野)
まずはお互いの第一印象を教えていただけますか?
(守)
優しそうだなと思いました。
それから背が高いなと(笑)
(下見)
守さんの第一印象は、ちょっとチャラいなと(笑)
でも話してみると真面目で素直な子だったので、見た目で判断しちゃいけないなと思いました(笑)
(星野)
見た目の印象が強かったんですね(笑)
設計部のお仕事内容を教えていただけますか?
(下見)
お客様との打ち合わせが多いですね。
お客様のヒアリングシートを基にプランを作り、お客様とお打ち合わせを重ねて具体的に間取りなどを決めていきます。
お打ち合わせがないときにはプランの修正、新しい図面の作成などをしています。
図面が完成したら現場監督に引き渡す、という流れになります。
(星野)
お客様とのお打ち合わせが多いとのことですが、守様の教育はどのように進めていかれたのでしょうか。
(下見)
まず、図面に慣れることから始めてもらいました。
CADを操作したり、先輩の図面をトレースしてもらったり、とにかくたくさんの図面に触れてどういう間取りがあるのかインプットしてもらいました。
会社から年単位でどう育てていくか大まかな計画はもらっていましたが、守さんのインプットの状況に合わせて毎月細かく調整しながら計画を立てていきました。
1年経って、一連の仕事の流れを覚えてもらうことができました。
ただ、どの仕事にも当てはまるとは思いますが、特に設計の仕事は覚えることに終わりがありません。
世の中には新しい間取りや最新のトレンドがどんどん出てきます。
家を建築される方は、建築した家をSNSに投稿されるんですよね。
そうした投稿を見たお客様から「SNSでこういうのを見たんですけど、できますか?」と
相談されることがたくさんあります。
だから私たちも日々SNSや他の建築会社の間取りを見て勉強しています。
守さんだけでなく、設計部のみんなが新しいことを常に学んでいく必要がありますね。
驚いたのは本番前にチーム全員が助けてくれたこと
(星野)
お客様によってはとても詳しい方もいらっしゃいますよね。
守様は1年経って、今はどんなことを学んでいらっしゃるのでしょうか?
(下見)
私も含め、先輩が担当するお客様との打ち合わせに同席してもらっていますね。
いろいろな先輩のやり方を学びつつ、1、2か月前からはお客様に図面の一部を説明してもらうことをスタートしました。
(守)
最近は構造図と電気設備図の説明を任せてもらっています。
お客様に失礼があってはいけないので言葉遣いを丁寧にするように心がけています。
でも、そうすると硬くなってしまって。
お客様の顔を見ることができず、図面ばかり見て説明してしまうんです。
なんとかお客様の顔を見て説明できるようになりたいです。
(下見)
打ち合わせで説明が上手になるには数をこなすしかないんですよね。
まずは説明を完璧にする。
それができると意識を他のところに使うことができるので、次は何に気を付けるのかを考える。
例えば、今回はお客様の表情を見るのを意識しようとか、そうやってひとつずつ目標を立ててやっていくように教えています。
(星野)
初めてお客様に説明する前には練習はされたんですか?
(下見)
設計部のメンバー総出でロープレをしました(笑)
守さんの説明に対して、質問攻めをするんです。
いろいろなお客様を想定して、基本的なことから少し難しいことまで。
私は大変そうだなと外から見守っていました(笑)
(守)
緊張しましたが、とても勉強になりましたね。
わかっているつもりでも、説明ができないところがはっきりして。
よく聞かれる質問もしてくださったので、どう答えたらいいのか、シミュレーションできたのはありがたかったです。
成長してほしいから改善点はその場ですぐに
(星野)
皆さんが総出で協力するとはすごいですね。
期待されている証拠だと感じます!
おふたりは一緒に行動されることが多いと思いますが、飲みに行ったりはされるんですか?
(下見)
おっしゃるとおり、守さんとは普段から十分話しているので、あえて飲みに行って話をすることはないですかね。
代わりではないですが、仕事終わりによくラーメンを一緒に食べて帰ったりはします。
(守)
車の話とかしますよね。
(下見)
最近、車を買ったんです。休みの日に乗るのが楽しくて。
歩いて行ける範囲のところにも車で行っていますね(笑)
守さんは洋服やスノーボードが好きなので、流行っている洋服を教えてくれたり、スノーボ-ドの技を写真で見せてもらったり
私はそんなに興味があるわけではないのですが(笑)
楽しいですよーって。
(星野)
お互いに違うタイプかと思いましたが、仲が良いんですね(笑)
そんなお二人ですが、お互いに直してほしいところはありますか?
(守)
考えたことないですね。
(下見)
言えないだけできっとあるでしょう(笑)
以前、事務所で守さんに作業を教えているとき、パソコンの画面だけを見て聞いていたことがあったんです。
そこが気になって、「顔を見てくれないと誰と話をしているのかわからないよ!」とその場で言っていたので、今は直っていますね。
素直に取り入れてくれるのが守さんの良さです。
どこにいっても通用する設計士になってほしい
(星野)
指摘してくれるのはありがたいですね。
今どんどん仕事を学んでいっていると思いますが、独り立ちのタイミングは決まっているのでしょうか?
(下見)
私もそうですが、新卒で入社したらだいたい1年半くらい経ったらひとりで接客しています。
あと半年後くらいですかね。
ひと通り説明できるようになったら、試験ではないですが、ひとりのお客様を担当してもらいます。
先輩も同席しますが口出しはせずに聞いているだけ。
そこでしっかりとお客様に説明し、対応ができると判断されれば、それから独り立ちですね。
今はまだ少し硬いところがありますが、練習を重ねて、場数をこなしていけば、クリアできると思います。
(守)
今はまだ独り立ちができるなんて想像できないですが、部の皆さんの期待に応えるためにも頑張って学んでいきます。
(星野)
今後はどのように成長していってほしいですか?
(下見)
守さんのいいところは、言われたことは素直に受け入れてやるところ。
やってみて、これはちょっと違うなと感じたら続ける必要はないので、教えている身としてはまずは1回やってみてほしいんです。
守さんはしっかり実践してくれるので、いろいろなことを学んで成長していってくれると思います。
たくさん知識を身につけて、マイタウンに限らずどこにいっても通用する設計士になってほしいですね。