きっかけは地域活性化。地域への貢献とチームワークの良さがマイタウンの魅力

2025.06.06
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話し手 株式会社マイタウン ふじみ野店 営業部 大坂芽衣 2024年新卒入社
聞き手 インタビュアー 星野直子
 

地域に貢献しているマイタウンに共感

 
(星野)
まずは不動産業界を目指された経緯を教えていただけますか。
 
(大坂)
大学時代は観光学部で、地域活性化に興味があったんです。
観光や旅行などの一時的なものではなく、地域に人を増やすことが活性化につながると考えていました。
 
地域に人を増やすのであれば、そこに住む人を増やせばいい。
そこから住まいを提供する仕事だ!と、不動産業界に興味を持ちました。 
 
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(星野)
住まいを提供したい、がきっかけになったのですね。
たくさんの不動産会社がある中で、なぜマイタウンに入社されたのでしょうか?
 
(大坂)
地元に貢献したいという思いがずっとありました。
生まれ育った街が好きなんですよね。
働くなら地元やその周辺で、と探していたらマイタウンを見つけ、会社説明会に参加したんです。 
 
そこでの社員の方々の楽しそうな雰囲気や地域密着のイベント、子ども食堂への協賛など地域に貢献しているところに共感して、マイタウンで働きたいと感じたのが理由ですね。
 
(星野)
そんなに惚れ込んでしまったんですね。
現在は営業のお仕事ですが、配属はどのように決まったのでしょうか。
 
(大坂)
大学では観光学部だったので、面接では広報の仕事なら活躍できると思います、とお伝えしたんです。
 
するとその場にいらっしゃった営業部長が「いや、営業できるよ」とおっしゃって。 
「じゃ、営業やります!」という感じで決まりました(笑)。
 
それからお客様から信頼されるようにと在学中にFPの資格を取得しました。 
入社してからは宅建の資格も取って。結構真面目なんです(笑)。
 

一体感や楽しさが大きいマイタウンの営業

 
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(星野)
面接での話し方や雰囲気が営業職に向いていると判断されたのですね。
入社してギャップなどはあったのでしょうか?
 
(大坂)
不動産営業はノルマに追われて大変、というイメージがありました。
マイタウンでも営業目標はもちろんありますが、それを楽しさでカバーできています。
イメージしていた不動産営業とは違い、楽しいというのが意外でしたね。
 
なによりマイタウンはとても一体感があるんです。
店舗ごとだったり部署ごとだったり。
 
会社をよくするために、みんなで「こうやっていこうよ、ああやっていこうよ」と意見を出し合って同じ目標に向かって進んでいく。 
 
いい会社だなって思いますね。
それが楽しさに通じていると思います。 
 
もともとそういった一体感があるものが好きなんですよ。 
中学でバレーボール部、高校でハンドボール部に所属していて、部長や副部長を務めていました。
 
チームを良くしたいという気持ちや、みんなを引っ張っていくという経験は今に繋がっていると思います。
 
そういえば、大学時代に飲食店のオープニングからアルバイトをしていて、気が付いたら、新人の方に仕事を教えていましたね。
そのときにコミュニケーションの大切さを学びました。 
 
どうやったら伝わるのか、しっかり伝わっているかまで考えたり。
洞察力も身についたと思います。
 
接客でもお客様が何をして欲しいのか、なんとなくわかるようになったんです。 
それは営業にも通じるところがあるので、活かしていきたいと思っています。
 

一番成長を感じられるロープレ。営業としての自信に

 
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(星野)
学生時代の経験が今に活きているのですね。営業の仕事をするにあたって、これは良かったなという研修などはあったのでしょうか?
 
(大坂)
新卒研修の時に、マイタウンで建てた住まいを見に行ったんです。
現場監督の方にこういう家を作っていると教えていただいて、改めて良いおうちを建てているなと実感を持てました。
自信を持ってお客様にご案内できると感じましたね。
 
また、新卒にかかわらず営業で入社した社員は毎月、本社でロープレ(ロールプレイング)に参加します。
役割を決めて、先輩方にお客様役をしていただき接客をするんです。
それを本部長や店長などに評価していただくのですが、朝から緊張しています(笑)。 
 
でも、一番成長を感じられるのがこのロープレで、良い機会を与えていただいていると思います。
先日、言葉遣いや会社の説明などはできていると評価をいただき、自信がつきました。
 
ちなみに、ロープレの前にはふじみ野店の先輩方にロープレをお願いしています。
ロープレのロープレですね(笑)。
返答の仕方や気を付ける点などアドバイスをもらっています。
 
 

マイタウンの家を楽しく売りたい。何かあっても先輩たちがいるという安心感

 
(星野)
営業を育てる環境が整っているんですね。
これからますます力を付けていかれると思いますが、どんな営業になっていきたいですか? 
 
(大坂)
お客様を楽しませたいですね。
住まいの購入はお客様にとって楽しみなことですし、たくさん笑っていただいて楽しい気分になってほしい。
そういう雰囲気を作れる営業になりたいですね。
 
お客様がマイタウンの家を見て、「いいね」と言ってくれる瞬間は働いていて良かったなと思いますし、私自身も楽しいです。 
 
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今は、教育係の大坂係長のもとで仕事を学んでいる段階ですが、早くひとりで接客ができるようになりたいですね。
 
家、売りたいです! 
 
(星野)
今後が楽しみですね。
最後に、営業職やマイタウンに合うのはどんな人だと考えますか?
 
(大坂)
人に興味を持って深掘りできる人は営業に向いていると思いますね。
また、地元が好きな人はマイタウンに合うと思います。
 
チームワークがいい会社なので、自分勝手な人や自分さえよければという考えの人ではなく、協力して仕事をしたいという人なら楽しいはずです。 
 
マイタウンは、部署、店舗を越えて、先輩が気にかけてくれる会社です。 
 
みんな人が良いんですよね。 
何かあれば助けてくれる。 
 
安心してマイタウンに来てください。 
 
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投稿者 MY TOWN WAY

新卒教育は一人一人違う 職場全体で見守る環境づくり

2025.05.23
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株式会社マイタウン 執行役員 ふじみ野店店長 鈴木貴雄(教育係)
株式会社マイタウン 営業部 受付 有田 2024年新卒入社
聞き手 インタビュアー 星野直子
 

話しかけやすく仕事の相談がしやすい鈴木店長

(星野)
まずはお互いの第一印象を教えていただけますか?
 
(有田)
ニコニコしていて話しかけやすいなというのが第一印象です。
1年経ってもその印象は変わらず。
今も仕事の相談などがしやすいですね。
 
(鈴木)
有田さんは、ものすごくおとなしくて趣味は読書、という雰囲気がありました。
 
焦らずにゆっくりと、蝶よ花よと接していましたが、意外と人生経験が豊富で(笑)。
今では普通に接しています。
 

相談することで周りが助けてくれる。その後の仕事もスムーズに

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(星野)
良い方向にイメージが変わったのですね。教育はどのように進めていったのでしょうか。
 
(鈴木)
新卒なので、社会人スキルを身に付けてもらうことから始めるつもりでしたが、有田さんはすでにある程度備わっていました。
だからすぐに会社の雰囲気や考え方、理念から教えていくことができましたね。
 
建築・不動産の仕事は専門用語を理解したうえで取り組んでもらう必要がありますが、有田さんはすごく勉強家。
 
「大丈夫かな、わかるかな?」といったことは自分で調べて理解する。私が何かを教えるというよりひとりで育っていっている印象ですね。
 
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(星野)
ご自分で調べて解決されるとのことですが、最近教わったことやご相談されたことはありますか?
 
(有田)
一度に複数の仕事が重なったときに、どれを優先するべきか迷ったことがありました。
そのことを鈴木店長に相談すると、優先順位を丁寧に教えてくれて、さらにほかの方に声掛けもしてくれたんです。
 
手伝っていただいたおかげで仕事がスムーズにできるようになり、ありがたかったですね。
 
(鈴木)
「今やっていることがこう繋がる」という流れを把握した方が成長は早いので、質問をされたときは、逆にどのくらい理解しているのかを聞いています。
その上でアドバイスが一方的にならないように気を付けていますね。
 
ただ、有田さんはよく理解できていて、ある程度自分の中で答えを出してから質問することがほとんど。
 
私は私で、実は良い引き出しを持っているのでぜひ、もう少し早い段階で相談してほしいというのもありますね(笑)。
 
(有田)
すべてを丸投げするのではなく、まずは自分で考えてそれが大丈夫かどうか最終的に判断してもらっていたのですが…。
 
これからはなんでも聞こうと思います(笑)。
 
 

仕事をしやすくするために。大切なのは働きやすい環境づくり

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(星野)
まずはご自分で考えるという姿勢はすばらしいですね。
 
(鈴木)
そうですね。
仕事ができるので、逆に営業の社員が頼ってしまう。
これお願いね、と。
 
すると仕事量が増えてしまうので、辛そうな顔をしていないか、キャパいか、などは気にかけています。
 
(有田)
キャパい(笑)。
 
(鈴木)
新しい言葉も仕事に取り入れようと思っていて(笑)。
 
ちなみに受付が1階、我々は2階で仕事をしているので忙しいか忙しくないか内線で聞くのも…と思って、「キャパい」、「キャパくない」という札を作ったんです。
 
有田さんが出勤したら2階の事務所にどちらかを立ててもらう。
キャパいが立っていたら、「あ、今日は忙しいんだな」と、自分でできる仕事は自分でやるようにしています。
 
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(星野)
お話を聞いていて、とても良い雰囲気でお仕事されているのが伝わってきました。
仕事以外でランチや飲みに行ったりすることはありますか?
 
(鈴木)
有田さんに限らず飲みに行く機会はそんなにないんですね。
 
ただ、仕事に行き詰ってそうだなと感じるときは息抜きにランチ休憩を取るようにしています。
そういうところで、キャパいなど新しい言葉を覚えています(笑)。
 
(有田)
逆に店長は「写メ」などの古い言葉を使っていて。
ジェネレーションギャップを感じることもありますね(笑)。
 

どの部署でもエースが取れる逸材。自身の目標を実現してほしい

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(星野)
有田様が入社して1年が経つと伺いました。この先どう成長していってほしいですか?
 
(鈴木)
上司としては最前線でバリバリやって存在感を出していってもらいたいです。
 
ただ、鈴木個人の願いとしては自分の目標を実現してほしいと思っているんですよね。
有田さんには有田さんなりの目標があるはずなんです。
 
これって、年数が経つとどんどん忘れていってしまう。
うまく生きるためにはどうすればいいか、妥協の方にシフトしてしまうんですよね。
 
だから、今描いている有田さんの目標を達成できるようにできるだけ手伝っていきたいと思っています。
 
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(有田)
そう言っていただいて、改めていろいろなことに挑戦しやすい環境があるんだなと感じました。
 
入社当時はとにかく早く仕事を覚えることが一番の目標でした。
 
今はひと通り自分で仕事ができるようになりました。
 
そのひとつとして販売図面などのデザインがありますが、こういった制作物をよりお客様が魅力に感じていただけるようデザインしたいという目標があります。
 
(鈴木)
どの部署でもエースが取れる逸材だと思います。
話すのがすごく上手なんですよ。
本当は営業部にきてもらいたい(笑)。
 
(有田)
そんな風に評価していただけるのはありがたいですね。
けれど、現在の事務の仕事が自分に合っているので…こっちを極めていきます(笑)。
 
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投稿者 MY TOWN WAY

穏やかで柔らかい雰囲気がマイタウンの魅力

2025.05.09
話し手 株式会社マイタウン 営業部 受付 有田 2024年新卒入社
聞き手 インタビュアー 星野直子
 

不動産会社は体育会のイメージ。でもマイタウンはーー

 
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(星野)
まずは不動産業界を目指された経緯やマイタウンに入社することになったきっかけを教えていただけますか?
 
(有田)
仕事探しをするときに、生活の基盤である衣食住のどれかに携わりたいと考えていました。
 
最初は幅広くいろいろな企業の会社説明に参加して、次第に住宅や街づくりに興味を持ったんですね。
それからは不動産業界に絞って就職活動をしていきました。
 
不動産業界というと、体育系だから自分には合わないかも…と思っていたのですが、マイタウンの説明会は社員の方々がすごく穏やかで柔らかい雰囲気でした。
 
笑顔で接してくださって、とても印象に残ったんです。
 
ほかの企業の説明も聞きましたが、やっぱり職場の人の雰囲気は大事だと感じて、マイタウンに入社を決めました。
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(星野)
決め手は、人や雰囲気の良さだったのですね。
今は受付業務と事務職を兼任されているとお聞きしましたが、入社前から決まっていたのでしょうか。
 
(有田)
もともと事務職を志望していたのですが、会社説明会のときにマイタウンでは受付事務という仕事があると聞きました。
 
人とコミュニケーションを取るのが好きなので、ずっとパソコンに向かっているデスクワークだけよりお客様とお話をする機会があるのはいいなと感じたんですね。
 
学生時代に実務で使えるPCスキルやビジネスマナーの資格は取得していました。
敬語や電話対応の仕方、お客様をお迎えするときの手順などは学んでいたので、受付に活かせると思いました。
 
それで「受付やりたいです」と面接のときにお伝えしました。
 

配属店の受け入れ態勢が整っていて、1週間でリラックスして仕事に

 
(星野)
そういった経緯で受付事務のお仕事をされることになったんですね。入社してギャップなどはあったのでしょうか? 
 
(有田) 
説明会で感じていた柔らかい雰囲気はそのままでしたね。
気さくな方が多く、働きやすい環境で楽しく仕事ができています。
 
入社してから1週間ほど、ビジネスマナーや会社のことを学ぶ新入社員研修があり、同期のみんなとはすごく仲良くなりました。
 
職種も働いている店舗も違いますが、予定を合わせて定期的に同期会をしています。
 
現在はふじみ野店で働いていますが、新人研修後は保谷店に配属されました。
 
初日はすごく緊張していたのですが、保谷店のみなさんの歓迎ムードがすごくて(笑)
 
1週間くらいで馴染むことができて、リラックスした気持ちで仕事に取り組めました。
保谷店の皆さんにも感謝ですね。
 

コミュニケーションとデザインスキルを学べる受付事務の仕事

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(星野)
すぐに馴染める雰囲気づくりはありがたいですね。印象通りだったとのことですが、逆に意外だったことはありますか?
 
(有田)
意外と営業の人とのコミュニケーションが多いところですかね。
 
営業は2階、受付は1階と仕事する空間も違いますし、仕事の内容も違います。
同じ店舗でも普段あまり話す機会はないのかなと思っていたのですが、全然そんなことはなくて。
 
広告のレイアウトや不動産ポータルサイトに掲載する物件情報の入力だったり、営業の方から頼まれる仕事が多いので、コミュニケーションを取りながら進めています。
 
仕事が重なって忙しいときには手伝ってくださったり、優先順位も整理していただけるので助かっていますね。
 
営業の方が仕事以外のことでも話しかけに来てくださったり、お菓子を持ってきてくれたりすることもあって、こうした関わりがあるのは良い意味で意外でした。
 
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(星野)
広告のレイアウトなどもされているんですね。
どうやって学ばれたのでしょうか?
 
(有田)
入社してからイラストレーターとフォトショップの講習を受ける機会がありました。
 
全く触れたことがなかったので、自分にできるのかと不安はありましたが、基礎から仕事で使える応用的な知識まで学ぶことができたので今では不安なく仕事ができています。
 
実は、デザインのお仕事にも興味はあったんです。
絵を描くのが好きで小さいころからとにかくお絵かき帳にたくさん絵を描いていました。
趣味でやっていたことが仕事に活かせているのは嬉しいですね。
 

他のお店の受付事務の方とコミュニケーションを取れる環境が嬉しい

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(星野)
社員の皆さんが助けようとしてくれるのは素晴らしい職場ですね。逆に仕事で大変だったことはありますか?
 
(有田)
不動産の知識を身に付けるのが大変でした。
最初は間取りを見てもわからないことがたくさんあって。
 
そんな時は教育係の鈴木店長に聞いたり、他の社員の方に質問したり、自分で調べたり。
その積み重ねで、1年経った今はほとんど質問しなくても仕事ができるようになりましたね。
 
また、大変というわけではありませんが、今のところ、ふじみ野店に受付事務は私ひとりなんです。
同じ職種の方がいると業務を割り振ったり、仕事の相談もできるのかなと思ったりはします。
 
ただ、定期的に他のお店の受付事務の方とのミーティングがあり、そこで仕事のことを相談できますし仕事で行き詰ったときなどはチャットで相談もしています。
 
そういった環境があるのはありがたいですね。
 
(星野)
今後は有田様が新しい受付事務の方から相談されるようになるんでしょうね。
 

コミュニケーションを取るのが好き。そんな人が楽しく働ける職場

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(星野)
最後に、マイタウンに合う人はどんな人か有田様の考えを教えていただけますか? 
 
(有田)
コミュニケーションを取るのが好きな人はすごく楽しく仕事ができると思います。
逆にひとりで仕事をしたいとか、単独で何かをやりたいという人だと、合わないかもしれません。
 
マイタウンはみんなでサポートしあって協力していこうという雰囲気です。
仕事のことでも日常のことでも楽しく話せる方が来てくれたら嬉しいですね。
 
投稿者 MY TOWN WAY

私たちが朝霞市に寄付をした理由。 全ては地域の子どもたちのために

2025.04.25
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話し手 株式会社マイタウン 取締役 遠藤浩二
聞き手 ローカルパワーエンジン株式会社 曽根田太郎

 

朝霞市へ寄付をされたと伺いました。なぜ寄付をしたのでしょうか?

私たちは朝霞市を中心に30年以上、不動産業を営んできました。
今までお世話になってきた地域・地元への恩返しが私たちのテーマの一つとなっています。
具体的な取り組みとして、彩夏祭への協賛、子ども食堂への寄付、埼玉県SDGsパートナー企業への登録を行ってきました。
感染症が蔓延して以来、何かできないかと模索しておりました。そんな中、教育現場が大変な状況にあることを耳にしたことがきっかけで朝霞市への寄付へと繋がりました。
 
 
 

教育現場は具体的にはどんな状態だったのでしょうか?

教育現場では遠隔授業ができるようにと、国から生徒向けにタブレット端末が支給されたのは皆様ご存じだと思います。
この取り組みは生徒にとってはよかったのですが、学校側に課題を生み出すことになりました。
 
というのは、タブレットを活用した授業のためには、大型ディスプレイが必要ですが、それは学校が用意しなければならなかったのです。
しかし、学校にはそんな経済的な余裕がなかった。そこでPTAなどの協力を得て、なんとか少数の大型ディスプレイを用意し、授業ごとに教室を移動して使用していました。
 

そんな状況があったんですね。移動しなければいけないのは大変です。

そうなんです。全教室にディスプレイがないと、「ディスプレイを活用した同じ内容の授業」ができないことになります。
また、同じタイミングで授業をやらなければいけないときには、プロジェクターを使って投影していたそうですが、文字などがはっきり読めず、目が良くない子供たちにとって相当つらい状態だったそうです。
未来ある子供たちの教育環境をなんとかしたい、と社内で検討した結果、今回の寄付にいたりました。
 
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朝霞市長に寄付。感謝状を贈呈されました
 
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大型ディスプレイを設置後の授業の様子
 
 

とても素晴らしい取リ組みですね。
社員の方々の反応はいかがでしたでしょうか?

 
正直に言うと、どうして学校に寄付?とよくわからない社員がほとんどでした。
ただ、子供がいる社員にとっては身近な問題だったようで、賛同してくれる社員もいましたね。
 
寄付をした後、小中学生の子供たちからお礼の手紙をいただきました。
 
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これを読んで「すごい!」「おお!」という声を上げていた社員が大勢いました。
 
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会社で子どもたちから声をもらうことはなかなかないので、嬉しかったんだと思います。
また、朝霞市役所が発行している「広報あさか」に取り上げられて、「これあなたの会社じゃない?」と社員の家族が気づいた、という声も耳にしました。
社員の家族にも、どんなことをしている会社なのかが伝わったようです。
 
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地域への恩返し、言葉ではいくらでも言えますが、実行するのは並大抵のことではないですね。
今後、貴社はどのような会社になることを目指しているのでしょうか?

 
冒頭にもお伝えした通り、私たちは地域密着で事業を行い、おかげさまで30年以上経ちました。
これからも地域に恩返しをしながら、事業を拡大し、地域にとってなくてはならない会社になることを目指しています。
特に地域の子どもたちのために何かしたいと考え、子ども食堂への寄付や今回の寄付などの取り組みを行ってきています。
 
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蛇足になってしまうかもしれませんが、弊社には定年制度があります。
今の60歳はまだまだ元気で働き盛り。
正直、私たちから辞めてほしいと言いたくないですね笑。
そこで、今まで頑張ってくれた社員に、引き続き活躍の場を提供したいと考え、社員がフルタイムでなくても働ける事業の立ち上げを検討しています。
地元に住んでいる社員が多いので、社員を大切にすることが、地元を大切にすることにつながると考えています。
そういう意味では、社員から「地元にマイタウンがあってよかった」と言ってもらえるような会社になっていきたいですね。
 
遠くない日に「地元にマイタウンがあってよかった」と言われることを願っています。
ありがとうございました。
 
投稿者 MY TOWN WAY

理想の家づくりには現場の力が不可欠ースマイルハウスプロジェクトで体験したことー

2025.03.01
話し手 株式会社マイタウン 設計部 菅井菜々美
聞き手 ローカルパワーエンジン株式会社 曽根田太郎
 

原点は実家のリフォームで出会った建築士

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(曽根田)
新卒で入社されて現在4年目と伺いました。住宅の設計を仕事にしようとした経緯をお聞かせいただけますか?
 
(菅井)
学生時代はずっと理系の授業が好きで、高校も理系の学校に進みました。
その時に、実家をフルリフォームすることになり、両親と建築士の方が打ち合わせをしている姿を見て、すごいなと素直に感動しました。
 
それで住宅の設計の仕事ってどんな仕事なんだろうと、調べていたら今から勉強しても間に合うということがわかったんですね。
これも何かの運命だろうと感じて、そこから建築の道に進むことにしたんです。
 

マイタウンは効率よりも個性を大事に

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(曽根田)
自宅を建築した建築士さんの影響だったんですね。それから勉強されてきたわけですが、マイタウンさんに入社するきっかけについて教えていただけますか?
 
(菅井)
就職活動をするにあたって複数社から内定をいただきました。
半数の会社は現場監督の仕事を数年経験してから設計士になれる可能性もあるとのことでした。
設計士になれない可能性もあるのでそういったところはお断りをしました。
 
残った会社は初めから設計の仕事ができる。
そこで、どんな家を建てているんだろうと調べてみました。
すると一部の会社は、例えば10棟現場であれば同じような家が10棟並んでいるような効率重視の家づくりをしていたんですね。
 
一方でマイタウンが作る家は1つ1つ違っていました。
自分が家を建てるなら、オンリーワンの家がいいし、建築士としてもレベルアップできるチャンスがたくさんあるはず。
 
そんなわけでマイタウンに入社することを決めました。
入社してわかったことですが、マイタウンでは、例えば10棟現場の建物の設計をするとき、建築士が複数人担当しそれぞれ個別で設計をしています。
 
効率はもちろん求めていきますが、同じくらいオリジナリティを大切にした家を作っていますね。
 

楽しみを見い出すのは自分

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(曽根田)
新卒から設計の仕事ができるといっても、会社の方針で作る家に違いがあるんですね。
今回、スマイルハウスプロジェクトに参加することになったときの第一印象はどんなものだったのでしょうか?
 
(菅井)
「マジかー、来ちゃったかー!」というのが率直な感想でした。
 
先輩たちからは今まで通り業務を行ったうえで、プロジェクトが追加されると聞いていました。実際にその通りで、すごく忙しい日々が続きましたね。
 
ただ、テーマを決めたり間取りを作るまでは大変でしたが、間取りがほぼ決まるころには楽しくなってきて。
 
現在は建築中で、現場を見に行って「ここに棚がつくんだな!」と楽しみながらやっています。
 
もちろん、大変は大変ですが、そんな中でもどうやって楽しみを見出すのか、それは自分自身で見つけていくものだと気づきました。
 

現場監督、職人の力に感謝

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(曽根田)
スマイルハウスプロジェクトは積算(読み:せきさん 建築に必要な費用の計算)もご自身でなさると伺いました。実際に担当してみていかがでしたか?
 
(菅井)
スマイルハウスプロジェクトではこれまでにマイタウンで建てたことがない新しい家を作っていきます。
 
そのため、初めて使う商品が多く積算も予想以上に大変でした。
 
まずメーカーさんに材料費の見積もりをいただいて、そのあとに現場で施工見積もりを出してもらいます。
 
さらに、付属する下地や材料など必要なものを調べて金額を見積もるのですが、必要な部材、工程をすべて拾い切れているのか、という心配がずっとありました。
 
そこで、通常業務で建築中の現場では、どんな流れで商品や部材を取り付けているのか見に行きました。
 
すると、あ、こういう風に取り付けられているのか、と新しい発見がたくさん。今まで現場監督・大工さんにお任せしていたことがたくさんあるんだと気づかされました。
 
新しい商品を使う時に考慮しておくことが少しずつわかるようになりましたね。
 
 

職人の仕事は十人十色。職人さん一人ひとりの声の大切さに気づく

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(曽根田)
手探りで進めながらご自身ができることを行動に移して解消されてきたんですね。スマイルハウスプロジェクトの経験から、通常の業務に活かせているところはございますか?
 
(菅井)
たまたま、ある現場に行ったときに、電気工事を依頼している会社の担当者様がいらっしゃいました。
 
その方と話をしたのですが、私たちが書いた設計に様々な指摘をされたんですね。
 
よかれと思って設計に落とし込んでいたことが実は現場ではやりにくかったり、あるいは追加予算が発生したりとか、たくさんのお話をいただきました。
 
今までも要所要所で現場に行ってはいたのですが、電気工事の人と直接お話しする機会はありませんでした。
 
建築の進み具合に関わらず、現場の方の話を伺うのはとても大事なんだと気づかされました。
 
さっそく設計部のミーティングで、電気工事の担当者の方に指摘されたことを共有しました。徐々に改善されていけたらいいなと思っています。
 

建築は一人ではできない。現場とのコミュニケーションを密に

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(曽根田)
最後に、スマイルハウスプロジェクトを担う方へのアドバイスがあればお願いいたします。
 
(菅井)
スマイルハウスプロジェクトでは今までに建てたことがない新しい家を作っていきます。
 
だから万人受けする、使い勝手が良い、ということを意識した家よりも普段できない、自由な発想で設計をしてほしいですね。
 
ただ、間取りを書くタイミングである程度詳細も検討して、現場監督と相談しながら進めてもらいたいですね。
 
新しい商品や部材を使うので、納まりはもちろん、長さが足りる、足りないとか、ここに柱は必要か、など本当にたくさんの問題が出てきます。
 
一人では気づけないことが多いので、より良い家を作るために、ぜひ現場監督の方と二人三脚で進めていってほしいです。
 
投稿者 MY TOWN WAY

「スマイルハウスプロジェクト」は建築士として大きな成長の機会に

2025.02.01
話し手 株式会社マイタウン 設計部 鶴巻玲奈
 
聞き手 ローカルパワーエンジン株式会社 曽根田太郎
 
 

建築士を目指す原点は母方の実家の被災

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(曽根田)
鶴巻様は新卒で現在4年目と伺いました。住宅の設計をお仕事にされた経緯をお聞かせいただけますか?
 
(鶴巻)
小さいころからモノづくりに興味がありました。
 
小学生の頃に母方の実家が東日本大震災で被災して、家が半壊。その後、取り壊して新しく家を建てました。
たぶんその時に家を作るってすごいことだなと感じたんだと思います。そのころから家づくりに興味を持っていました。
 
はっきり建築について学ぼうと決めたのは、大学進学にあたって高校時代の恩師から建築学部を勧められたときですね。そして授業を受けて住宅の分野に進もう!と決めました。
 

新卒から設計の仕事ができるマイタウンの魅力

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(曽根田)
恩師の言葉をしっかりと受け止められてすばらしいですね。設計のお仕事はたくさんあると思いますが、なぜマイタウンさんに入社されたんでしょうか?
 
(鶴巻)
いろいろな会社の説明を聞かせていただいたのですが、新卒で設計の仕事に就くためには、まずは現場監督の仕事をすることが条件、というところが多かったんです。
 
ただ、期限も決まっていなくて、異動できる可能性がある、くらいで。
 
私は初めから設計の仕事をやりたかったので、あきらめきれずに調べて見つけたのがマイタウンでした。
 
(曽根田)
これまでに何棟くらい設計に携わってきたのでしょうか。
 
(鶴巻)
3年半ほど経って、60棟を超えたところですね。50棟を超えた時に同期でお祝いとして焼き肉を食べに行きました。次の50棟を迎えたらちょっと高級な焼肉屋さんに行こうと思っています。
 

先輩のアドバイスで楽しさが生まれたスマイルハウスプロジェクト

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(曽根田)
スマイルハウスプロジェクトを担当することになった時の第一印象はどうでしたか?
 
(鶴巻)
先輩からは本当に大変だよと言われていたので、とうとう私にも来たか!というのが率直な感想です。
 
(曽根田)
みなさん大変だとおっしゃってますね(笑)。実際に始まってからはいかがでしたか?
 
(鶴巻)
始まってみたら、そうでもないのでは?と思っていましたが、本当に大変でした(笑)
 
通常の仕事が変わるわけではないので、単純にプロジェクトがひとつ追加された状態になります。通常業務が終わって、スマイルハウスプロジェクトを進めるという日々が続きましたね。
 
まずはテーマを決めるのですが、これが一番大変でした。
 
いつもはお客様のご要望を伺って設計をしているんです。
 
でも今回は自由に作っていい。
はたと困ってしまって、何をやればいいのか見当がつかなくて。
 
ただ、先輩から自分が住みたい家を作ればいいんだとアドバイスをいただいて、自分の趣味が楽しめる家を作ろうとテーマを決めました。
 
そうしたら、図面に落とし込んでいくうちにいろんな想像が膨らんで、すごく楽しくなってきましたね。
 
今では自分が本当に住みたいなと心から思っています。
 

現場とお客様の気持ちがこれまで以上に理解できるように

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(曽根田)
ご自身が住みたい家を設計する。難しそうですが、楽しそうですね。
今回のプロジェクトで、ご自身が成長したなと感じたことはありますか?
 
(鶴巻)
せっかくなら過去のスマイルハウスプロジェクトと内容がかぶらないようにしたいと頭を悩ませました。
 
使ったことのない商品や間取りを扱うため、現場監督、大工さんといつも以上に打ち合わせをしておさまりなどを決めていきます。
 
現場で考えなければいけないことや、現場の方々がたくさんの経験を持っていることを知り、とても心強かったです。
 
また、通常は携わらない仕事として積算(読み:せきさん 建築に必要な費用の計算)もやります。
 
スマイルハウスプロジェクトでも予算が決まっているので、建てたい家といっても予算内に収めなければいけない。
 
予算を超えてしまったときに、これも捨てがたいし、あれも捨てがたいと悩むことがたくさんありました。
 
通常の仕事でお客様の気持ちを理解して設計していたつもりですが、本当の意味でお客様の身になれたのはとても貴重な経験です。
 

スマイルハウスプロジェクトは建築士にとって貴重な成長の機会

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(曽根田)
最後に、スマイルハウスプロジェクトを担当する方へアドバイスがあればお願いします。
 
(鶴巻)
スケジュール管理ですね。
 
設計の仕事は、こだわろうと思えばどこまでもこだわれるので終わりがありません。
 
でも時間がかかりすぎてギリギリに変更すると現場の方々に大きな影響を及ぼします。
 
そういう意味では予算も同じですね。通常の仕事でお客様にもお伝えしていることですが、自分の中で優先順位をつけておくと、何かあってもすぐに決められると思います。
 
最後にスマイルハウスプロジェクトのような企画はほかの会社では聞いたことがありません。
 
いつもお客様のご要望を伺って設計をしているので、自分が実際に家を建てる時でないと、好きな家は建てられないんですよね。
 
今回のように、会社の企画として自分が住みたい家を建てられるのはすごくありがたいことだと感じています。
 
投稿者 MY TOWN WAY